日本食品衛生協会優良施設会長賞の表彰式に出席してきました

食品衛生

 

■東京日本橋「明治座」で行われた式典

2014年10月24日、抜けるような青空と心地よい風の中で厚生労働省の日本食品衛生協会優秀施設会長賞の表彰式に参加してきた。
厚労省から5部門に選ばれた人物および企業が全国から集まった。私達とは比べ物にならない有名企業が多かったので恐縮してしまった。明治座には初めて行ったが、到着したころには2階席まで満席になっていた。

 

■創業以来、日々立ち止まり徐々に進化

厚生労働大臣、日本食品衛生協会の会長の挨拶から始まり表彰式がスタートした。スクリーンに都道府県ごとに選ばれた企業が紹介されていった。有名な企業ばかりだ。色々なことを考えていた。スモーク.エースは小規模企業ながら衛生面は創業以来から徹底してきた。食に携わる限り、食の安心安全は当然の義務であり販売、発送スタッフまで製品を気遣う気持ちが必須になる。社員教育も徹底しなければいけない。宮崎に帰ったら年末に向け再度スタッフの意識確認をしなければ。

 

 

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■HACCP(ハセップ基準)を自社でできる限り導入

厳格な基準の元に、衛生の経緯と記録を徹底するHACCP(パセップ)と呼ばれる講習会を受けた。エアーシャワーなど、投資の面で断念せざるを得ない面はあったが自社でできるMAXは何か?という事を考え衛生の強化に取り組んできた。仕事の効率も考えなければいけないので、あくまで自社の取り組みになる。スタッフの健康状態の記録を担当者が記載する、出社後の髪の毛を2人1組になってもらい点検し取り除く。食品製造業なので製造工程の殺菌等の温度管理や変化などを自社の基準に従ってチェックしていく。異物混入および製品の状態をチェックする「検品」の作業も金属探知機を含む出荷前まで5回行うようになった。宮崎市、宮崎県知事、そして今回は厚生労働省という国からのお墨付きを頂いた。

 

■最後は人間の調和と風通りのよい環境に尽きると思う。

ノウハウ的な衛生基準を取り入れながら日々製造を行っている訳だが、つくずく最終的には「人の意識」だと感じている。お客様の口に入る食の仕事だある以上、製造者のゴールは「最高の品質の製品を完成させる事」でなければならない。万が一、製造上で不備があった場合にはまず「報告」が必要になる。手を挙げて製造をストップしなければいけない。そして可能性のある製造部分を再検品、チェックする。たとえ不備がなかったとしても、製造を止める。上司に怒られる。などで手が挙げれない環境であってはいけない。風通しのよい環境でなくてはだめだと思う。

 

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■まとめ|最終的には「正直」でなければならない

私達の理念の一つとして掲げている「正直であること」これはお客様に対しては勿論、日々の製造に関しても同様だ。いい人間が作らなければいい製品はできない。正直な人間が作らなければ、正気な製品はできない。私も今回の受賞を機に「いい製品を作る」という事に今後も精進しなければいけない。そう強く感じた表彰式だった。

 

 


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