■15年連続販売。製造も大詰めに入り大忙しだ。
今年で16年目。ただいま配布中のスモーク・エース通信に4コマ漫画を掲載しているが、高校生だった知り合いのお子様が30歳を超えていて驚いた。過去の購入者様には配布させて頂いたが、資料請求も可能だ。ぜひこちらを熟読されてメールにてお問い合わせ頂きたい。お問い合わせフォーム(←コチラ)毎年何度も言うが、この製品に対する私の意気込みは別格だ。このクリスマスチキンの原点は、私が19歳の時に知り合い家族のカリフォルニア州ニューポート地区にあるクリスマスパーティーのキラキラした光景を見たところから始まる。
■原点は、あの時のキラキラしたクリスマスの食卓の光景。
アメリカの食事はまずい(今は景気も向上し劇的に変化しているようだが)と決めつけていたが、食卓の中央に盛りつけてあるローストチキンを中心とする華やかな食卓。次々と訪れるドレスアップした親族のご夫婦やお孫さんカップル。暖炉の前で談笑しながら乾杯。たわいもない話しがスタートし、気がつけば2-3時間が過ぎていた。ビバリーヒルズ青春白書の世界。自分が育った家庭の食卓の概念には全く存在しなかった強烈な光景に強い憧れを抱いた事を覚えている。
■クリスマスに力が抜けては楽しくない
映画で見た「Theクリスマス」の光景。緊張したせいか食事の味は覚えていない。真っ青なケーキが異常に甘かったことだけは鮮明に覚えている。この空間が日本にもあればいいのに・・・・そう思っていた事も思い出す。時は過ぎ、私が宮崎に戻った最初の年のクリスマス。友人と共にささやかなクリスマスパーティーをすることになった。私はお酒担当で一応シャンパンを持っていった。みんなが集まりパーティーがスタートしたが、食卓のチキンは甘辛いソースがかかった総菜チキンだった。あの時のキラキラした光景が頭にあったのでガックリ、疲れがドッと出た。料理上手の友人の主催という訳でもない持ち寄りパーティーだったので仕方ないかもしれないが、その日は楽しくなかった。
■薫製専門店が作る食卓の主役になりうる旨いクリスマスチキンを作る
その時思った。自分は薫製屋だ。アジア産のB級肉でこんなチキン食べてる場合じゃない。食卓の主役になりえる日本で一番美味しいクリスマスチキンを作ろう。そして周囲の人のクリスマスの食卓を輝かせよう。翌年、骨付きスモークチキンを数量限定、期間限定で発売することになった。骨付きなので中心温度を含む「ジューシーさを殺さずに出来立ての美味しさを直送する」事に神経を使った。試作を繰り返しどうにか完成した。。
■南国から全国へ。ロングボードに乗ったサーフサンタ
「宮崎発全国へ」。サーフボードに乗ったサンタクロース=サーフサンタが全国の食卓に幸せをお届けする。この気持ちは今も全く変わっていない。サーフサンタを袋印刷にして一本売りのギフト販売も対応するようになった。クリスマスパーティー参加者へのプレゼントなどに重宝されている。同時にレシピも提案していったのだが、日本、その中の宮崎の食材の豊かさは驚くばかりだ。新鮮な野菜や果物がいつでも手に入る。カブとクリスマスチキンのマリネなど。今年もより使い勝手の良いアレンジレシピを紹介していきたいと思う宅急便で全国のお客様にお届けする事が徐々にできる時代になっていた頃から現在に至っているので流通に関しては大変いい流れだ。工場直送なのでお客様も安心安全を提供できている。
■まとめ|じっくりスモークで旨味を凝縮。カロリーも控えめ
南九州産(ほとんど宮崎産)のフレッシュな厳選チキンを吟味。手作業で成形(血合いや余分な皮などを取り除く)作業をした後に、10間以上熟成しながら隅々まで染み渡らせていく。自社製造のオリジナルスモーカーの古典的製法でじっくりスモークしていく。肉類の中で最もヘルシーとされている鶏肉だが、スモークする事で余分なカロリーを除去して旨味を封じ込める。思ったよりもボリュームがあって驚いた。お客様がそうおっしゃるのは、肉質がギュッと凝縮されているから。パサパサ感はなく、しっとりジューシーかつスモーキーな一品だ。もっともっと全国の方に味わってほしい冬の限定品だ。輝くクリスマスの食卓に貢献できれば嬉しい。