スモークエースの鶏炭火焼とは

宮崎地鶏

■炭火焼レアとは違う旨さがある。
1987年に誕生した宮崎名物鶏炭火焼の真空パックタイプ。その誕生秘話は鶏炭火焼誕生物語(→クリック)として掲載しているので、その経緯をじっくり読んで頂きたいと思う。特に飲食関係(食に関心があり興味が深い方)は鶏炭火焼レアの実演販売の試食を召し上がり、即決されることが多く実は鶏炭火焼真空パックは第三者への贈り物として使用されるため実は食べたことがない。そのような方が意外に多い。そしてこう言われる。「真空パックも美味しいですね」そうなのだ。真空パック(冷蔵)はその保存方法の為に製品開発した商品なのだ。

 

 

■しっかり火を通している
よく説明させて頂いているのが、鶏炭火焼レアはステーキのように焼き加減をお好みによって調整することが出来る。鶏炭火焼真空パックタイプは中までよく火が通っている。二次加工品は熱殺菌という作業があり(63℃30分)、その殺菌温度を見越してジューシーさを保てるように火を通さなければならない。これぞ宮崎地鶏!という噛みごたえがあるのはむしろ一番人気の鶏炭火焼真空パックタイプだろう。熱殺菌の後に冷水でしめる。温度の高低差により細菌が死滅する。味が落ち着くという表現をするのだが、お客様の手元に届けるまで保存する間に味がよりマイルドになり美味しくなるのも真空パックタイプの不思議な点?だ。

 


■薫製の技術を使用し、鶏の臭みを取り除く
冷たいままで美味しさを保つのはすぼり製法と呼ばれる独自の燻製の技術によるもの。他と圧倒的に違うのは「鶏の臭みを取り除く」こと。袋を開封し、香ばしい匂いを確かめて欲しい。鶏独特の臭みを感じないはずだ。スモークエースの燻製技術を応用したもので、臭みを一切取り除き美味しさをコーティングする試行錯誤から生まれたオリジナルの製法である。イメージとしては網で焼くサンマの脂がしたたり落ち、再点火してサンマ全体を覆って香ばしくなるという感じである。

 

 


■サラダに散らしてみると意外といける
一口サイズの鶏炭火焼を包丁で四等分程度にカットし、ベビーリーフやパプリカなどの野菜を軽くオリーブオイルで味付けした上に散らしてみた。グリーンの中に混ぜると意外にお洒落風になり(鶏炭焼の永遠の課題はビジュアル面なのである)香ばしさでサラダが別料理に変身してしまう。今回はハイネケンやバドワイザーと共に食したのだが、今までにない美味しさだった。

 

■作家甘粕りり子さんのコメントより
鋭いコメントで有名な作家の甘粕りり子さんは当炭火焼の大ファン。文章の達人だけあって、短い言葉で情景が浮かんでくる表現をしてくれた事がとても嬉しく、製造スタッフの前でお昼の休憩時間(だいたい15:30)に読み聞かせたことが懐かしい。文章を紹介させて頂きたいと思う。

【文藝春秋 オール讀物に掲載】 噛めば噛むほど、鶏肉の甘さと旨みが口の中に広がり、宮崎の焼酎と融合することによって心地よい時間を演出してくれるはずです。

 

 

【商品ページ】鶏炭火焼

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