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工場リニューアルが完成しました*

2024年7月下旬に昨年11月下旬から取り組んだ本社工場のニューアル工事が終わりました。製造スケジュールも春休み休止にした程度で、製造を止める事もなく在庫を維持できました。

本来はコロナ前に工事を行う予定でしたが急遽延期に。約3年あったため、今回のリニューアルの具体的導線を考える時間がたっぷりありました。

今思えば不幸中の幸いでした。 今回のリニューアル工事の目的ははっきりして、衛生面と導線を再構築することでした。

自身の備忘録も兼ね記事として残そうと思います。

衛生面を細かく見直す

まず、昨年末年始を利用して工場の外壁と屋根を新しくしました。創業から老朽化していた部分なので一気に行いました。

次に製造スタッフが出社して製造し、退社するまで。搬入から搬出まで。人の流れに沿って手洗いを始めとする衛生面が日常化する流れを細かく見直していきました。

さらに搬入からダイレクトで原料を入れることのできる厨房付近に冷凍・冷蔵庫を配置し直しました。

発送場所の周辺に製品化された製品の冷凍・冷蔵庫を集約しました。

この作業は大がかりで、春休みを利用し製造を1週間止めて一気に行いました。

まず大枠工事を完成させ、内部導線などの組み替え工事に入りました。

製造作業の動線を最適化する

導線を見直すことは生産性を見直す事に繋がると確信していました。何度もエクセルシートでレイアウトを工場内を歩きながら練り直しました。

限られたスペースを最大限に活用しながら、製品ジャンルごとの部屋を割り当て工場内部を構成していきました。

自然に製品ジャンルごとの部屋割りになり製造の人間は1F、事務所などのそれ以外は2Fに配置しました。

その結果、製造担当者以外が部屋を移動する回数が少なくなり、衛生管理がしやすくなりました。

またスタッフが重いものを持つ作業を軽減できるように設備投資も行いました。これからの少子高齢化対策でもあります。

この計画もコロナで時間がある時でないと考えもしなかったと思います。

実際に製造効率は目に見えて改善され、少数精鋭で最大限の仕事をできる工場に生まれ変わりました。これがまさしく今までやりたかった、一度やらなければならない大きな事でした。

自信が持てる工場に生まれ変わりました

今回の改修工事をほぼ理想的に行うことができたのは、創業からのご縁でたどり着いた優秀な建設会社(担当者さん)の力があったからです。

こうした方がいいという改善点を即対応して頂きながら、粘り強くお付き合い頂きました。お陰で納得しながら良い方向に進めていくことができました。今思えば楽しかったです。

思わぬ事が起こっては最善策を話し合い、落としどころを決断していく繰り返しでした。

何かと製造が不自由だった間も頑張ってくれた製造スタッフにも感謝です。

リニューアルから3か月になりますが、快適に製造作業を行えています。

この件に関してはまた備忘録も含めブログに書いていこうと思います。長かったですが大変勉強になりこれからの自信になりました。

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