元来は、アメリカ用語であり、ロースターは大型サイズでフライヤー以上、フライヤーは中型サイズで14~20週齢1.1~1.6kg、ブロイラーは小型サイズで8~12週齢、1.1kg以下といった分類用語で呼ばれていたもので、焙焼用に供されたことから呼ばれ始めた名称といわれている。
今日ではアメリカでも肉用若どりを総称してブロイラーと呼ばれることが多く体重を1.8kgのものにして出荷している。
わが国でも肉用若どりをブロイラーと呼ぶことが多い。わが国のブロイラーは生体重2.3kg以上まで育成して出荷されるものが多く欧米などに比べて大型であるが、これは、わが国での食べ方が外国のように骨付きのカット肉ではなく、骨を抜き取った正肉での消費が多いからであろう。