究極の万能食材、鶏ささみ肉
「鶏ささみ肉」は、しばしば鶏むね肉と並んで語られるものです。鶏肉のなかでも、特にスポーツ選手に好まれる、この「鶏ささみ肉」について取り上げていきます。
鶏ささみ肉のカロリーについて
鶏ささみ肉は、鶏むね肉と近いところにある部位です。豚肉などの「ヒレ」にあたる部分だといえば、分かりやすいかもしれません。まれに「笹身」と漢字で記されることもあります。
鶏ささみ肉は、鶏の「肉」のなかではもっともカロリーが低い部位です。そのカロリーは105キロカロリーしかなく、鶏手羽肉のちょうど半分くらいのカロリーしかありません。また、並んで語られることの多い鶏むね肉と比べた場合でも90キロカロリーほど低い数値をマークしています(ただし、鶏むね肉の皮をはいだ場合のカロリーは、鶏ささみ肉とほぼ等しいという特徴があります)。
鶏ささみ肉は、多くは棒状にカットされます。このため、1本単位で計られることが多いと言えるでしょう。茹であげた鶏ささみ肉を手で裂いてサラダなどに入れて混ぜ合わせると、高栄養素やたしかな満足感を味わえるものでありながら、低カロリーの野菜料理を完成させることができます。
鶏ささみ肉の栄養素や特徴について
鶏の肉のなかでもっとも低いカロリーしか持っていない鶏ささみ肉ですが、ナイアシン(エネルギーを作り出すときに寄与するもの。また、粘膜や肌を健康的な状態に保つためにも使われる)を豊富に含み、ビタミンKの量も決して少なくはありません。たんぱく質量はやや鶏むね肉に劣りますが誤差範囲内といってもよいため、「カロリーを抑えつつ、たんぱく質を摂取できるもっとも効率のよい食材」と評する専門家もいます。
鶏ささみ肉の場合、柔らかさは持っているものの味わいは非常に淡泊です。そのため、調理方法を誤ると、どこかインパクトの足りない味になってしまいがちです。ただ、「蒸す」という調理方法や「燻製」という調理方法とは相性がよいので、このような調理方法が積極的に選ばれています。特に、ご家庭での調理の場合は、「蒸し上げた鶏ささみ肉を裂いて、サラダや冷やし中華などに入れる」という調理方法がよく用いられるでしょう。
鶏ささみ肉の商品開発
「たまには燻製にして食べてみたい、でも燻製を家で行うのは難しいし……」という方は、スモーク・エースの商品をご利用ください。
スモーク・エースでは、鶏ささみ肉を燻製にして作り上げた商品を打ち出しています。鶏ささみ肉を使った商品は、以下の通りです。