牛もも肉の良質カロリー
「鶏肉」は極めて優秀な食材ですが、牛肉も当然優れた食材です。
今回は牛肉のなかから、「牛もも肉」を取り上げます。
なお、下記のデータは、
・100グラムあたりの栄養素であり
・和牛
のときのものです。また、牛もも肉に限った話ではありませんが、肉類は脂身が多ければ多いほど、当然カロリーは高くなります。カロリーのことを考えるのであれば、赤身が多い肉を選ぶのが正解です。
牛もも肉のカロリーについて
牛肉は、肉類のなかでも比較的カロリーが高い食材として知られています。鶏肉の場合は、カロリーの高い部位でも200キロカロリー前後に収まるのに対し、牛肉の場合は400キロカロリーを超えることすらあります(肩ロースで、脂身が入っているものが411キロカロリー。皮下脂肪がないものでも403キロカロリーと、非常にハイカロリー)。そのなかで、牛もも肉は比較的低カロリーです。これのカロリーは、脂身つきの部分でも246キロカロリー、脂身がついていないものならば220キロカロリーです。ほいかの部位が250キロカロリー以上の数値であることを考えれば、少ない方だといえるでしょう。
牛もも肉のほかの栄養素と特徴
牛もも肉のもっとも大きな特徴は、「食味に優れる」ということでしょう。もちろん、鶏肉にも豚肉にもメリットはありますし、これらもとてもおいしいものです。しかし牛肉だけが持つ豊かな脂は、やはり特別なものです。「高級なお肉」といえば、多くの人が牛肉を思い浮かべるのではないでしょうか。
また、牛もも肉は、栄養素も豊富です。たんぱく質や脂質の代謝に貢献するビタミンB6や、貧血予防に効果的なビタミンB12を持っています。また、味覚を正常な状態に保つ亜鉛も含まれており、非常に栄養豊かなものです。
牛もも肉のカロリーとたんぱく質の関係
牛もも肉は和牛よりも輸入牛肉の方が、たんぱく質量が多く、低カロリーだとされています。ただ、日本人の場合、やはり「和牛の方が好き」と感じるケースが多く、どちらを選ぶか迷いどころです。
牛もも肉は、切り落としとして炒め物などに使うことができます。ただ、パストラミビーフやローストビーフ、ビーフシチューなどにも積極的に利用されます。切り方によって利用方法が異なるのも、牛もも肉の面白い点ですね。
高級イタリア料理店でも使用されています
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