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用語集

エマルジョンとは

本来は、液体中に別の液体粒子が分散して乳状をなすものをエマルジョンというが、肉加工では、ソーセージ製造時、カッティング段階で赤肉、添加脂肪、添加氷水が細切され、乳化されたものをミー […]

エフ・ワン F1とは

雑種第1代のことである。品種を異にする場合の交配により生じたものを雑種といい、その第1代は、普通それぞれの品種のもつ別々の長所を合わせもつ可能性があるほか両親のいずれよりも優れた能 […]

エチルアルコール(エタノール)とは

分子式はC2H5OH、無色、可燃性の液体で一般にアルコールというとエチルアルコールのことをいう。 医薬用(興奮薬)、消毒用(70%のものが最も強い)に用いられる。各種アルコール飲料 […]

エクストラソーセージ(製品名)とは

牛ねり肉、豚腹肉を主原料とし、ペッパー、ナッツメグ、カルダモン、コリアンダー、固型スープ、ニンニク粉末で風味づけしたクックドソーセージの一種。 カッター仕上げしたのち、牛結腸ケーシ […]

枝肉とは

牛、豚等の肉用家畜をと殺し、放血して剥皮しまたは剥毛し、内蔵を摘出し、頭部、前・後肢端及び尾などを除いたもの。胸骨及び骨盤結合を縦断し、背柱の中央線にそって、左右の半体に切断し、半 […]

エージドビーフとは

エージドビーフとは、「熟成した牛肉」という意味であり熟成をかけるには様々な方法がある。たとえば枝肉を冷蔵庫に懸垂して約10日間で熟成させるとか、除骨整形した部分肉を真空包装してその […]

オールスパイスとは

百味こしょうのことでピメント(Pimento)ともいわれる。おもな産地はジャマイカ、ハイチ、キューバ、メキシコ等であり産地名から Jamaica pimento, Jamaica […]

ドメスティックソーセージ

本来は、家庭で比較的容易に作ることができるソーセージの意味であるが、現在ではドライソーセージに対応する種類のソーセージで、水分が50~60%のものを指す。わが国で生産、消費されてい […]

かしわとは

一般に鶏肉のことをいう。明治時代に名古屋地方で地鳥に肉用鶏のコーチン等をかけ合わせた三河種、名古屋種の兼用種が飼育されていたが、これらの羽色が茶褐色で“かしわ”の葉に似ていたことか […]

家畜とは

狭義の家畜は、人に飼われて馴れ、その保護の下で繁殖し、かつ人為的改良に対応し、農業上の生産に役立つ哺乳動物を意味する。広義には家禽として示される鳥類を含めて家畜と呼ぶ場合があり、愛 […]

カッティングとは

カッターで肉を細切し、同時に調味料、香辛料、てん料、脂肪、水などの副原料を添加し、混和させるソーセージ製造工程の一つをカッティングという。エマルジョンタイプのソーセージの肉質は、こ […]

カナッペとは

温前菜の一つで、薄切りのパンを長方形、円形、またはだ円形に切り、油で揚げたり、焼いたりしたものに、野菜、魚介類、乳肉卵などの加工品を盛りつけたもの。  

カナディアンベーコン〔製品名〕とは

豚ロース肉を塩せきし、セルロースケーシングまたはストッキネットで包み、くん煙する。内部温度が65~68℃になるようにする。脇腹肉で作ったベーコンに比べて脂肪が少ないことも特徴である […]

加熱殺菌とは

肉製品における加熱殺菌工程は、肉に混入、着生する微生物の大部分を死滅させて保存性を付与する面からも、衛生的見地においても、さらには肉製品特有の風味を生成し弾力性を与える点からも非常 […]

加熱食肉製品とは

食肉製品のうち、食品衛生法で定められた製造基準の加熱基準(製品の中心を63℃、30分間もしくはこれと同等以上の効力を有する方法によって加熱すること)により加熱された製品をいう。 & […]

カバノッシ〔製品名〕とは

フレッシュソーセージの一種で、牛肉、豚脂を主原料とし食塩、砂糖、コショウ、パプリカで味つけする。 牛肉を2㎜目のチョッパーにかけたのち軽く冷凍してからカッターにかけ12回転くらいで […]

カルパス〔製品名〕とは

セミドライソーセージの一種で乾燥し、ボイルしたものである。 ロシア語ではソーセージのことをカルバス(単数)またはカルバッサ(複数)というので、このカルバスがなまったと推測される。 […]

岩塩とは

地下に層をなして存在する塩化ナトリウムの天然結晶状固体。世界の食塩供給量の2/3は岩塩によるといわれる。 地下の岩塩層から鉱山採掘の方法で採取し、粉砕、ふるい分け、ときに洗浄乾燥し […]

乾塩せき法とは

湿塩せき法のようにピックル液に漬けることなく、塩せき剤(食塩、発色剤など)をすり込んだり、混ぜ込んだりして塩せきすることをいい、俗におかずけともいう。 この乾塩せき法は目的とする製 […]

乾燥食肉製品とは

食品衛生法に基づく食品・添加物等の規格基準において、食肉を加工し乾燥させたものであって乾燥食肉製品として販売するものと定義されている。 水分活性は0.86以下でなければならない。こ […]

乾燥肉とは

肉の塊のまま味付けしないでそのまま乾燥させたもので、アメリカ等で狩人やカウボーイなどの食料として用いられる。味付けしたものが台湾で作られている。    

カントリースタイルとは

ハム・ソーセージの分類的名称の一つで「田舎の」、「手作り」の意味である。アメリカではカントリーまたはカントリースタイルと名前がつくハムなどには規格があり、もも肉またはかた肉(ショル […]

乾熱滅菌とは

乾燥状態の高温(120~180℃)加熱によって滅菌する方法である。従って高温に耐える物質に対して行い、通常、試験管、シャーレ、ピペットなどのガラス製品及びピンセット、ハサミ、ホモジ […]

官能検査とは

食品は理化学的分析だけでは、その品質を判定できない要素を持っている。これを人間の感覚で判定することを官能検査という。方法には配偶法、選択法、評点法、2点識別法、2点し好法などがある […]

逆性石けんとは

第4級アンモニウム化合物を逆性石けん、陽性石けん、あるいはカチオン活性剤と呼んでいる。これは通常の石けんが水溶液中で解離する場合、分子中の長鎖アルキル基が陰イオンの側にあるのに反し […]

キャリオンビーフとは

個人用の消費を目的として、アメリカやオーストラリアなど家畜への悪性伝染病がない国としてわが国が認めている国からおみやげとして持ち込める牛肉をキャリオンビーフといっている。これには牛 […]

牛肉とは

牛肉は特異な芳香を有し、その断面は赤紫色であるが、空気中にさらすことにより鮮紅食となる。肉用として良く肥育した牛の肉は筋繊維が繊細で筋肉間に白色脂肪が交雑して霜降り状を呈するものが […]

黒豚とは

バークシャー種の俗称。昭和30年代以前のわが国における豚の品種は、白色の中のヨークシャー種と、バークシャー種で占められていたため、中ヨークシャー種を白豚、バークシャー種を黒豚と呼ん […]

くん煙とは

肉製品をくん煙する目的は保存性を与えることであったが、今日ではその目的にかなりの変化がみられる。すなわち、技術の発達により、衛生上の問題が格段に解決されたことから、くん煙の二次的な […]

くん煙材とは

製品をくん煙するための木材のことをくん煙材といい、くん煙材に適するための条件は樹脂の含有量が少なく、香味がよく、防腐性を持った物質を多く持つことである。 従って硬木類であるサクラ、 […]

鶏肉とは

わが国における食鶏は食鶏取引規格に基づき取引され、消費者向けには食鶏小売規格によって格付け、表示販売されている。 この規格の中で食鶏とは食用に供する健康鶏またはその部分としており、 […]

原材料名とは

肉製品に使われた原材料を表示する際に、必ず原材料名と冠してから記載することが品質表示基準の様式で決められている。 ハム・ベーコン類の制定当初は原料肉名という用語が使われていたが、現 […]

結着剤とは

縮合リン酸塩は可溶性たん白質の溶解度を増し、結着力を高めるところから縮合リン酸塩の用途名として使用される。結着補強剤ともいう。  

結着材料とは

肉自体の結着力が劣る原料肉を使用する場合に使われるもので、ソーセージのJAS規格では粗ゼラチン以外の結着材料と、粗ゼラチンの2つに使用区分される。 粗ゼラチン以外の結着材料とは、で […]

コーチンとは

中国原産の肉用鶏で、アメリカとイギリスで改良された。羽色は普通バラ色であるが、現在ほとんど飼養されていない。  

香辛料とは 

芳香や辛味などを有する植物性物質で、食品の調味や薬味として用いられている。葉、つぼみ、花、果実、種子、樹皮、根など特定の部分が使われる。 一般にこれらを乾燥して、原粒、粗粒、粉末な […]

コッシャサラミとは

ユダヤ教の地域において牛肉のみで作られるセミドライソーセージの一種である。また、クックドサラミの代表例として知られている。 牛肉は中間挽きのチャックを用いてブリスケットの脂肪を混ぜ […]

子豚とは

生後3カ月齢までを子豚と呼ぶ。生後2カ月齢程度で離乳し、子豚生産農家から肥育農家の手に渡るが、育成期に入っても生後3カ月齢までは子豚、別名コロと呼ぶのが普通である。   […]