無菌の状態、すなわち、生きた微生物がいない状態にする操作のことをいう。
滅菌方法には次の方法がある。
①火焔滅菌:
火焔の中で赤熱する。
②乾熱滅菌:
乾熱滅菌器(電熱、ガス熱いずれかを用いる)を用いて、器内の空気温度を160℃とし、1時間放置する。
③高圧滅菌:
高圧釜(オートクレープ)を用いて器内の蒸気圧を2気圧/㎝²(121℃)に上昇させ20分間以上放置する。
④濾過滅菌:
濾過滅菌器(ザイツ型、シァンベラン型、メンブランフィルター)を用いて細菌を濾過してしまう方法。
⑤間欠滅菌:
常圧の蒸気(100℃)で30分間加熱したのち1日放置する。これを3回くり返す方法。