筋肉には多くの場合、結合組織を介して間接的に骨格に付着する。
結合組織は周囲の状況によって特殊の形態をとり、これによって筋肉を完全に保定し、または筋肉の運動を容易にする。
この種のものに筋膜と腱及び腱膜があるが、運動量の激しい動物あるいは老齢のものでは、筋膜や腱が発達し硬くなるので、肉利用上これらのものを取除くことが多い。
その場合、腱膜から筋膜にいたる結合組織を指してすじという。