ウィンナーは羊の腸「羊腸」を使ったもの、または直径20ミリ以下の細いものをいいます。フランクフルトとは「豚腸」または直径20~36ミリまでの太めのものです。
ソーセージとはこれらのもの全てを総称してソーセージといいます。一般的な定義は、生肉、塩漬肉の細切れ肉に調味料、香辛料(野菜、穀類などを加えたものもある)を加え練り合わせ牛、豚、羊の腸等のケーシングに詰めたもの、または、さらにそれを燻煙(くんえん)、ボイル、乾燥したものです。
ソーセージ(Sausage)というのはラテン語のsalsus(英語のsaltedという意味)からきたともいわれ、また一説にはsaw(雄豚)とsage(香辛料のセージ)から作られるのでつけたともいわれる。
その種類は極めて多く、ヨーロッパではソーセージの種類は辞典がつくられるくらい沢山あるという諺があるほどである。発祥は極めて古く詳細は明らかでないが、記録に残された最古のものは西暦紀元前5世紀にさかのぼるという。
動物の消化管、特に腸管に詰めてつくることが多いため、わが国では腸詰と訳され、一般には腸のようなケーシングに詰めたものがソーセージと思われている。