最も歴史の古い日本鶏で、羽色、体型は、赤色野鶏に類似する。徳川時代以降に渡来した新しい鶏種との交配により、独特の日本鶏が数多く作出された。
明治時代初期までは、実用種として一般に飼養されていたが、外来種の普及により減少し、現在、純粋種としては、岐阜県の赤笹種、三重県の種、新潟県の芝種、高知県の小地鶏群があるのみとなった。昭和16年1月27日に天然記念物に指定された。